

私たちの園は長い運営の中で増築や改築を繰り返した建物で、段差が色々な所にできてしまい、とても使いにくく、保育における危険性と建物全体の老朽化を日頃から心配していました。
他の設計事務所さんにも相談したことはあったのですが、その時は仮設園舎を作っての建替え提案で、完成したらとても良さそうとも思いましたが、全体事業費が非常に大きくなってしまい、私たちの園には無理かなと思っていました。
そんな矢先、ヤモリさん設計の園舎見学会に伺って、お話をしてみると、私たちの話をよく聞いてくれそうだなと思い、相談してみました。
私たちは他にもこども園や福祉施設を運営しているので、これまで色々な設計士さんとお付き合いしてきました。
他の設計士さんというのは「これです!」という感じで提案してくるのですが、ヤモリさんは私たちの次から次へと出てくる要望にも「考えてみます」と対応してくれ、よく話を聞いてくれました。
専門用語を噛み砕いて説明してくれたのも、打合せに同席していた現場の先生たちにも分かりやすく、助かりました。
仮設園舎を建てずに、古い園舎を使いながらの建替えという難しい設計と工事だったと思いますが、私だけでなく現場の先生の意見もよく聞いていただいたので、皆が「自分も一緒に考えて作った園」という雰囲気になっています。
あまり作り込まず、シンプルな建物をつくっていただいたので、先生たちも子どもたちに目を配りやすく、色々な使い方を考えながら運営してくれています。
園舎と子どもたちを楽しんで育てている感じが、一番気に入っています。
職員室に職員用のフリースペースをつくったので、先生たちの休憩や情報共有など、コミュニケーションの場として活躍しています。
以前よりも気持ちにゆとりを持って子どもたちに対応できており、良い影響が出ていると思います。
掃除のしやすさなどから全体的に業務が楽になり、子どもたちに目を配る時間も増えました。
設計事務所さんは、どちらかというと「設計士の先生」という感じで来る方が多いと思います。
皆さんも感じられていると思いますが、園舎は建てて終わりではなく、長いお付きき合いが続きます。
時々顔を出してくれたり、話を聞いてくれたりする、話しやすい方を選ぶことが大切だと思います。